昨年度に引き続き、2015.2.27(金)に千葉市中央区問屋町にある「千葉職業能力開発短期大学校」 (通称:ポリテクカレッジ千葉) 千葉キャンパスで行われた「訓練研究・総合制作発表会」の様子をご紹介します。 今回は『その5』です。
電子情報技術科の展示品
フォグスクリーンを利用したデジタルサイネージシステムの製作
説明用パネル
フォグスクリーンに映し出された映像
展示スペースでは、『アナ雪』の♪Let it go のMV を流していました。 これらの写真では不鮮明ですが、実際はもう少しクリアに映像を見ることができます。
曲の終盤辺りの場面より
⭐ 記事の最後に『フォグスクリーン』のデモの動画があります。
学園祭で展示された「フォグスクリーン」の試作品(2014.11.8 撮影)
「打ち合わせ室」内の様子
「打ち合わせ室」は、プレゼンの行われる「視聴覚教室」の手前にあります。
暗い部屋の方がより鮮明に映像が見える為、学校にお願いして借りたそうです。 会場が暗い為、写真がうまく撮れませんでした。 悪しからず。
「超音波振動子」や「整流用ファン」がたくさん付いている割には、静かです。 フォグ(霧)は粒子が細かく、触っても手が濡れることはありません。
霧を均一に安定して出すのに苦労したそうですが、完成品は実用化一歩手前位のクオリティーだと思います。
学園祭時に展示したフォグスクリーンを大型化して、水槽を2倍の容量に増やしたそうです。 ただ予算の関係か「超音波振動子」を2倍に増やすことが出来ず、霧の濃度が若干薄くなってしまっているそうです。
ドライバー(FET)自体は、「超音波振動子」を1~2個増やしても大丈夫な位余裕があるそうです。 増やすことができればより、より映像が鮮明になるかもしれません。
水を使うので、整流板付近に水がたまるなど、メカ担当の人たちも苦労したそうです。 ブレッドボードに組まれた制御部を、H8マイコンを使いプリント基板化しようと、試行錯誤したそうです。
私は気付かなかったのですが「人感センサー」が取り付けてあるそうで、人が近づくと自動的に装置が動き出すそうです。 無人時には、装置を停止させ「水の補給回数を減らす」という目的もあるそうです。
フォグスクリーンを利用して学校のPRに役立てようと考えているそうです。
3月13日修了式当日、実演されていた 『フォグスクリーン』(2015.3.18追記)
ポリテクカレッジ千葉 『フォグスクリーン』のデモ
2月27日撮影 低画質版デモ
3月13日撮影 高画質版デモ(2015.3.18追記)
勝手ながら、卒業生の保護者として進学先の参考になればと今回投稿しました。
次回は、「プレゼン」の様子をご紹介します。
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